人形たちの森、読了

『人形たちの森』プレイ終了しました。
このブログで紹介するタイプの妹ではなかったですが、実妹好きが作っただけあって恐ろしくレベルが高いです。
以下、ブログの趣旨と関係ない感想なのでネタバレ反転。



まず、主人公の告白が神。
「今までも、そしてこれからもずっと側にいてほしいと思ってる。――あらゆる意味で」
兄妹としても伴侶としても……素晴らしいっ!
私が知る限りでは、他にこんな告白をしたのは『ナツメグ』の主人公くらいですよ。(ただしそっちは従姉相手)


他にも、
「名前で呼ぶとそれまでの兄妹として過ごした時間を否定してしまうようで嫌だ」
「兄妹なのにじゃなくて兄妹だから」
…と実妹好きでないと書けないようなセリフが目白押し!
常々妹ゲーで不満に思っていたことを全て解決してくれていると言っても過言じゃありません。
私が百合苦手であることをさっぴいても十分にお釣りがくるほど良ゲーでした。
問題があるとすれば、兄が自制心なさすぎなところくらいでしょうか。
いきなり襲うのはちょっとな……腹くくってからはかっこいいんですけど。


全章通して、一番お気に入りのキャラはエルです。
兄呼称は個人的に一番好きな「兄さま」だし、兄妹仲も普通に良くてほのぼのしました。
おまけに姉的キャラにもなれるなんて無敵じゃないですか……。


ちょっと気になったところ
・なんでセリカどこでも死んでしまうん?
・結局王子は何故ユーリスを妻に似せて作ったのか? 読解力の足りない私では分からなかった。
・師匠はプレインズウォーカー?