『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』アニメ版1〜5話感想

原作は桐乃に耐え切れず1巻で投げてしまったのですが、
どうも桐乃が一部でキモウトだと言われているようなので、アニメは毎回チェックしております。
実際に見てみるまでは京介の心情が全く理解できなかったのですが、なんとなく理解できるようにはなりました。
原作は3巻くらいまでしか読んでいないのでトンチンカンな事を言ってたらすみません。


・1〜3話
いや、やはり噂通り兄貴がカッコいいですね。それに比べて、やはりアニメでも桐乃はウザい。
兄貴があれだけカッコいいのになぜ兄妹関係が険悪だったのか…。
桐乃の性格にも問題はありますが、一番の問題は桐乃の才能でしょう。
あれだけ多才だと、兄を頼ってくる機会は少なかったのではないでしょうか。
そうなると、兄貴の方も「別に俺がいなくても大丈夫だろ」くらいの意識になるので兄妹関係が薄くなるわけです。
要するに、桐乃は「守るべき存在」として認識されていなかったということです。
5話で桐乃が「さんざんほったらかしにしといて、今更兄貴面すんな!」と言っているので
この想像は当たらずといえども遠からずではないでしょうか?
では、なぜ京介は桐乃のためにあんな一生懸命になったのか。答えは既に言ったも同然ですね。
そう……桐乃が自分を頼ってくれるようになったからです。
これまで完全無欠で兄など必要としていないと思っていた妹が、初めて自分を頼ってくれたんです。
自分の行動で喜んでくれたんです。これで燃えないシスコンはいません。
デレるとかデレないとかいった事は、それに比べれば些細な問題なのです。


と、まあ、京介の心情には大いに共感できたのですが、僕自身はあまり桐乃を可愛いとは思いません。
だって僕の妹じゃないし。


・4〜5話
少しは態度が軟化するのかと思えば、桐乃のウザさが再燃した回。
4話のあやせ持ち上げには見事に引っかかってしまいました。まさかL5発症するなんてね…。
しかし、「知んないよ、あんなキモい連中」なんて言われて許しちゃう沙織&黒猫はイエス・キリストか?
あやせと桐乃が株を下げる一方、沙織と黒猫の評価が大幅に上がりました。
エロゲ=友達発言は……まあ…あやせ本人が納得しているのだからそれでいい…んじゃないですかね…。
兄貴の説得にかこつけた本音暴露には思わず敬礼いたしました!