『絶対★妹原理主義!』感想

ゆかなルートとハーレムルートには手出ししていませんが、妹たちのルートは全員分終えました。
結論から言うと、想像以上に良かった。何がいいって、妹たちが可愛い。
僕が絶妹に感じていた不満は「妹たちがムカつく」「兄がヘタレ」この2つに集約されるんですが、
今作ではそのどちらも感じなかった!
奏と茜音に関しては子どもなのである程度生意気でも許容範囲です。ちゃんと作中で成長するしね。
ドM御用達の茜音ルート以外は、普通の妹好きの人にも十分お勧めできるゲームでした。
各妹の感想は下に反転で書きます。



・奏
「アタシ…兄貴以外の手に触れられたくなんかないもん……
 アタシの身体に触っていい男は、兄貴だけなんだもん!」

全く期待していなかったのですが…途中で確変します。
バイトをしたことでこれまでの兄の大変さを知り謝るシーンは必見。
小さい妹が兄の導きのもとで成長する、ある意味一番"妹"らしいルートです。
BADの兄依存エンドは短いですがBADENDの中では一番好きです。
・瑞
「もう私は兄さんの一部で、兄さんは私の一部……その確かなものを今、感じられるの」
期待通りに素晴らしい。兄VS瑞のバトルは実に燃えます。
拳で愛を語らう2人はまさにバカップル!
他の妹のルートでも兄のサポートをして可愛いところをみせてくれます。
茜音
「これからはお兄様が私を慰めなさい
 私が……広い海へと漕ぎ出すその日まで」

唯一の義妹だけあってなかなか重いストーリーです。
「妹は宿命」というセリフにあんな真面目な意味があるとは予想外でした。最後はハッピーに終わって良かった。
ただ、茜音ルートは真正のMでないと厳しいですね。ペニバンで妹に掘られるとか、
その筋の人が集まる公園に全裸で放置されて男に犯されそうになるとか(未遂)、
茜音のペニバンをフェラさせられて感じてしまい、その様子を綺に見られて罵倒されるとか…
そんなHシーンで興奮出来る人御用達のルートなのです。Mじゃない僕にはちょっと厳しかったですね。
……ごめん、最後のはかなり興奮した。もっと罵ってくれ綺ぁ!
・綺
「一度エッチしたくらいで責任取ってとか言わないし、彼女面もしない……
 だから、私を避けないで……お兄ちゃん……」

キモウト大本命。なんと今回…流血エンドありです。
ヤンデレゲーのやみツキですら流血沙汰はなかったのに、また随分と思いきったものです。
で、肝心のBADエンドの内容ですが……
綺がどんどん病んでいき、ゆかなにその事を相談すると浮気と思い込み、ついには……
「俺がガ○ダムだ」 綺「私がゆかなだよ」
コレ鬼うたエンドじゃないか!?
鬼うたと違い、「コスプレがほぼない」「途中まで口調はほぼ綺のまま」「ハッピーエンドが別にある」ので格段にマシではありますが
"妹"を捨て"恋人"になろうとするのはやはり微妙です。
強度の依存エンドなら、短いですが奏BADの方が良かったと思いますね。
そういうわけで、最後に方向性を間違えた感はありますが…
途中までは文句なしにヤンデレ可愛いです。ゆかなに嫉妬して電車内で兄に痴漢するシーンとかゾクゾクしました。
分岐前まででも結構病みますし、BADが気に入らなければ普通にハッピーエンドを見ればいいわけで…
可愛くて健気でエロい、お勧めできる妹です。