『Bloods〜淫落の血族2〜』感想


淫落の血族2コンプしました。
タカとハルの正体はまあ、想定通りです。何気にタカこと鷺宮鷹志とハルこと鷺宮春乃は兄妹なようです。
(しかも兄呼称が"兄様"…この2人のスピンオフをちょっと見てみたい)
NTRの危険性大だった本作ですが…まあ、寝とられるようなことはないですよ。
ただし、複数プレイの一環として姉や妹がヤられてしまうことはあるので苦手な人は回避推奨。
ハーレムルートさえ回避すれば姉は助かります。姉は、ね。
妹は犠牲になったのだ……。


さて、気を取り直して個別ルートの感想に移りましょう。
とはいっても、母ルートは正確に言うと母・姉ルートで、妹ルートでも最後はハーレムになってしまいますので、
事実上個別エンドがあるのはお姉ちゃんだけです。


・姉ルートあらすじ
毎日のように性欲処理を姉に頼んでいた主人公ですが、さすがに抵抗感があり本番はしようとしません。
しかし、タカに姉が自分の名を呼びながらオナニーしている隠し撮り映像をみせられたことで
ようやく姉が苦しんでいたことに気付き、姉の部屋を訪れて告白します。
もう自分の気持ちから逃げない。鷺宮だからじゃない、姉さんが、姉さんだけが好きなんだ……と。
それまでがヘタレだっただけに、このシーンの主人公はカッコよく感じられますね。
以前紹介したように、お姉ちゃんは鷺宮では異端の潔癖症で弟だけを求めています。
そのためなら鷺宮家が、セカイがどうなってもいいと断じるお姉ちゃん。
「この姉を裏切るそなたなど、姉は一切認めん。
 もちろん姉もそなたを裏切らないから、安心していい」

主人公はその狂気にも似た愛情を受け入れ、怖れと同時に喜びを感じるのでした。


残念ながら前作の柚姉のような狂気はありませんが、素晴らしい姉だったと思います。
告白後はほぼ2人きりのイチャラブ生活ですし、2人だけの結婚式があるのも高ポイント。
結婚式でのお姉ちゃんの誓いの言葉は実に良かった。
「今後も色々とあると思うが、そなたはずっと姉を姉として、
 そして妻として、愛し続けることを誓ってくれるか?」

ちゃんと姉弟であることにこだわってくれるのがうれしいですね。
他のルートを頭から抹消すれば良姉ゲー、いや、神姉ゲーと断言してもいいでしょう。
タカについては…まあ、あらすじでも書いたようにヘタレな主人公に発破かける役ですから必要ではあるんですよね。
ハーレムルートの存在を抹消しておけば、割と好きなキャラです。